エンジニアの暇つぶし

プラント系エンジニアによる情報発信です。

【簡単】これであなたのゴーグルはもう曇らない!

お気に入りのゴーグルに電動ファンをつける!

 

 とにかくできるだけ簡単に電動ファンをお気に入りゴーグルに取り付ける方法!

 

 電動ファンが最初からついていマルイのプロゴーグルはとても便利ですが高価。

 ファン無しのゴーグルはどうしても曇って困っている方は、自分で電動ファンをつけちゃいましょう。

 部品さえ揃えば、小一時間でつくれてしまいますよ。

 

 

部品と工具

 

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  1. ゴーグル(トラスコ中山の安価なゴーグル)
  2. 5V 25mm角DCファン(秋月電子通商八潮店で購入)
  3. スイッチ付電池ボックス単4x2本(秋月電子通商八潮店で購入)
  4. ベルトクリップ(家にあったコンベックスから拝借)
  5. 熱収縮チューブΦ3mm
  6. 両面テープ
  7. ハンダごて

 ゴーグルは何でもよいのですが、ファンを取り付ける部分が柔らかいプラスティックやゴムでできているものだと加工しやすいです

 デザインナイフ、カッター、ハサミなどで簡単に切れない硬さのプラスチップの場合、加工が面倒になります。

 今回使用したトラスコ中山のゴーグルは軟質ビニールと書いてあり、デザインナイフで簡単に切ることができまうす。

 DCファンや電池ボックスは秋月電子通商の八潮店で購入しました。店内は明るく大変キレイの整理整頓された状態で商品が陳列されており、私のような素人でも気兼ねなく買い物できる雰囲気でした。なお、実店舗に行かなくても同店の通販サイトで必要なものは購入できます。

akizukidenshi.com

 

秋月電子通商 八潮店のマップ

http://akizukidenshi.com/pdf/contents/yashio/yashio_map.pdf

 

準備


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 まずはじめにファンをどのあたりに付けるか確認します。

 今回はゴーグルの内側からビス2か所でファンを固定するので、ビス穴の周辺も干渉物がないかチェックします。
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 今回はマルイプロゴーグルと同じ、眉間の位置に25mm角ファンを1つ取り付けます。 

 

ゴーグルの加工とファンの取り付け

 

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  直径24mmくらいの円を下書きして、デザインナイフでテキトーにカットしました。

 今回は写真の通り対角線上で2箇所にM3なべビスでファンを固定しました。ビスはタッピングビスでなくとも固定できました。

 通気口なる穴は多少歪んでいても、キレイに切れてなくてもよいし、固定することを考えると、楕円形に切ってもよかったくらいです。

 こだわりたい人はいったん写真の段階まで作ったあと、通気口を徐々に広げればよいのではないでしょうか。私はこのままでも十分です。
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 注意点としては、穴が大きくなり過ぎると、ビス止めすることができなくなります。

 ファンの穴をあけるまえに、写真のように固定用の穴に細いドリルと通してネジ穴を先にあけておくとよいでしょう。

 これならファンの穴をあけるとき、ねじ穴の位置を見ながら切りすぎないように調整できます。

電池ボックスの加工


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 電池ボックスをゴーグルのゴムバンドにクリップで取り付けたいので、電池ボックスのフタにコンベックスから奪い取ったベルトクリップを取り付けます。

 ナットが電池と干渉しないか、両面テープでフタにナットを仮付けし状態でフタを閉め確認ます。


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 引っ掛かることなくフタを閉められたので、ビスを通す穴をあけます。写真のようなハンドドリル(ピンバイス)があると小さな下穴をあけるのが簡単です。

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 下穴があいたので、ドリルビットを使って3.2mmの穴をあけます。

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 差し替え式のドライバーハンドルならいろいろ使えて便利なのでおすすめです。


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 私のお気に入りハンドルたち。

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 手持ちの皿ビスを使ったのですが、首下が少し長いようでこれではふたが閉まりません。


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 車いじりをするかたなら電工ペンチをお持ちでは?私が持っているエーモンの電工ペンチなら写真のようにビスをカットする専用の機能がついています。

 任意の位置までねじを締めこんだあと、ペンチの柄を握ってニッパーのように切断することが簡単にできてしまいます。

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 ネジがゆるまないよういに念のためねじロック剤をつけておきます。

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これで電池ボックスの加工は終了です。

 

配線とはんだ付け

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 今回の場合、DCファンにも電池ボックスにもリード線が初めから付いていたので、その線を適当な長さに切断してそのまま使用します。

 リード線同士を直接接続する場合は差込端子を使うほうが確実なのですが、線の細さに対し、差し込み端子が大きすぎるし邪魔なので、リード線同士をよってからはんだで補強します。

 ショートしないように、熱収縮チューブで絶縁します。


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 もう片方もはんだ付け。こちら側の熱収縮チューブは長めになっており、先ほど絶縁した黒い線側もろとも熱収縮チューブの中に通して加熱します。


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 眺めの熱収縮チューブでゴーグル部分の線を目隠し&保護。電線を両面テープで固定すれば完成です。

完成


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 DCファンには0.05Aって書いてありました。 

 1A=1,000mAなので、0.05Aは50mAとなります。

 50mAを1時間流したとき、50mAh(ミリアンペアアワー)となります。

 単4エネループを2本直列につないで3Vの電圧を出す電池ボックスなので、電池が2本あっても、使える容量はエネループ1本あたりと同じになり、カタログスペックで

750mAhとなります。

 古いし満充電できているかもわからないのですが、750mAh÷50mAh=15hとなり、スペック通りなら15時間使えるようです。

 サバゲーしながらこまめにスイッチを入り切りするとは思えないので、予備電池を持っていたほうが安心ですね。

 それか、単3電池ボックスに交換するかも。。。

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一応買ってある。

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