ライラクス ダイナピストンヘッドでハードキック仕様にグレードアップ!
こんにちはエンジニアです^^
今回の記事では、グロック17Gen.4とXDM-40のピストンヘッドを交換して、キレッキレのハードキックGBBにグレードアップしちゃう手順を説明しつつ、簡単なレビューをお届けしようと思います。
購入商品
今回もパーツはアマゾンで購入しました。
写真左は東京マルイグロック19, 17 Gen4専用で、右はPx4, XDM-40, HK45, M&P9そしてFN5-7とΦ15mmシリンダーシリーズ共用となっています。
グロック17 Gen.4のパーツ交換手順
まずは通常分解を行ってスライドからリコイルスプリングAssyとバレルAssyを取り外してください。
続いて丸で示したネジを外して、リアサイトを取り外します。部品をなくさないように注意してください。
ネジを取ったあと、リアサイトは溝にハマっているだけなので、ゴニョゴニョして外してください。
説明書ではスライドの両側を指で開いてピストンを取り外すと書いてありますが、結構固くてなかなかピストンAssyが出てきてくれません。
私は先程外したリアサイトの溝からドライバをピストンAssyに当てて軽く押し込んでみたらピストンAssyの後端が外れてくれました。
ドライバで押した部分の金属表面にキズがついてしまいましたが、組み立ててしまえば見えないとこをなので気にしないことにします。
こんな感じでピストンの後ろ側が飛び出てきたので、あとはまたゴニョゴニョやってピストンを取り外しました。
この写真の右手でつまんでいるスプリングはピストン上部に乗っかているだけなので、なくさないように注意してください。
続いてシリンダーを引き抜けばお目当てのピストンカップ(部品名)に到達します。
この真ん中にハマっているのが純正ピストンカップです。爪などを引っ掛けて引っ張れば取れます。
ピストンカップを外すとビスが出てきますので、それも外します。外した場所にダイナピストンヘッドを取り付け、付属している皿ビスで固定すれば取り付けは完了です。
くわしい商品説明はありませんが、ピストンヘッドに空いている6個の穴にブローバックガスが入り込み、Oリングをシリンダーに押し付けることで気密性がアップ、今まで漏れていたガスも運動エネルギーに利用することでより強いブローバックを実現できるというコンセプトかと思います。電動ガンのピストンヘッドも全く同じ機構を採用していますからね。
ピストンヘッドを固定する付属ビスにはネジロック剤を軽く塗布しておきました。説明書でもネジロック剤の塗布を推奨しています。使用したのはタミヤ製のリキッドスレッドロックです。
タミヤの信頼度:★★★★☆(4/5点)
-1☆の理由ですが、最近は模型店やおもちゃやが減ってしまってアマゾンで購入することが多くなってしまったからですかね。セラグリスとかすぐにほしい時にアマゾンに無いと困ってしまいます。
ネジの手応えはしっかりしていますが、ネジをなめてしまわないよう締めすぎ注意でお願いします。
ピストンヘッド、シリンダー内部にシリコンスプレーを塗布しておきます。説明書にはエアガン用シリコンスプレー等って書いてありますけど、何が違うのですかね。
私はホームセンターで買える一番安いシリコンスプレーを長年愛用していますが、シリコンスプレーが原因のトラブルはないですね。
シリンダーを元の位置に戻しておきます。
ピストンAssyをスライド内に組み付ける時は、スライドを上からかぶせるようにして組みます。
この写真は失敗シーンですが、ピストン上部のスプリングは所定に位置の置いているだけで、何かにハマっていたりしません。
ピストンをひっくり返すとスプリングは落っこちてしまうので、上からかぶせるしか方法がないです。
あとは簡単、リアサイトを元の位置に戻します。白いマーカーが外側ですよ。
リアサイト裏側のビスを締め付けます。(ネジロック剤はなし)
ピストンの見える範囲にシリコンスプレーを塗布します。シリコングリスの刷毛塗りでも良いと思います。
バレルとリコイルスプリングを元に位置に戻します。
スライドをフレームに組み付けて作業完了です。
実射レビュー
それではカスタム前とカスタム後の比較写真をご覧ください。
どうでしょうか。「こんな写真でわかるわけないだろ!」って感想がいっぱい聞こえてきそうですね。
でもご安心ください。ちゃんとYouTubeの私のチャンネルに詳細な動画をアップしてありますから、実際の作動状況はそちらの動画でチェックしてみてください。
初速チェック
70.58m/sec @ 0.25gバイオBB
ということで、純正ピストンカップより初速が若干低くなってしまう結果となってしまいました。ちょっと残念。
一方、体感的にはブローバック時のキックはダイナピストヘンドに交換したあとのほうが強く感じます。
これはプラシーボ効果かもしれませんが、ダイナピストンヘッドで1マグ撃った直後に純正に戻してまた1マグ、そしてもう一度ダイナピストンヘッドで1マグ撃って確認しました。
XDM-40の交換作業
XDM-40については特に検証はしていませんので記事にはしませんが、交換作業のポイントや発射レビューは動画をチェックしてください!!
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