エンジニアの暇つぶし

プラント系エンジニアによる情報発信です。

【ケトンメーターレビュー】糖質制限 / ケトジェニックのモチベーションキープに!ラーメン我慢できます!

KETONE BREATH METER / KET-5100【アマゾンで購入】


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どうも エンジニアです^^

 

最近体重がわたし史上もっともやばいことになってます。

いい加減やせないと、ほんとうにまずいことになりそうです。

 

今回アマゾンで購入したものは「ケトンメーター」という商品で、簡単に説明すると呼気中に含まれるケトン体由来の成分を測定することで、血中のケトン体量を推測する器具です。

まあ、アマゾンで数千円で購入できるし、医療器具の認定もないので、あくまでも目安として使用するものですが、これがモチベーションキープにかなり効きます。

 

2020年9月22日よりダイエットを開始しました。私の場合、このケトンメーターの数値が2.0を超えてきたのは大体10日目くらいから。その時点で約3kgほどやせました。

 

糖質制限ダイエットは前にもやったことがありますが、私の場合、開始3~4日で2kgほど一気にやせます。これは体内の糖質が減ることで糖質がもっていた水分も一緒に失われることと、食べる量そのものが少なくなるので、体内にとどまっている消化物の重さそのものが少なくなるのではないかと思います。

 

今回もテキトーな知識による糖質制限を始めたのですが、ダイエット開始数日後、ケトジェニックダイエットの存在を知りました。

だから、ケトンメーター買ったんですけどね!

 


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 このケトンメーターですが、メーカー名がどこにも記載されていません。アマゾンでいろいろ購入していると、こういうノーブランド中華製品でも疑問なく使用できるようになってしまったのですが、どうなんでしょうね?

ノーブランドなのに、CEやRoHSってとってもうさんくさいです。ちなみにアマゾンの商品購入ページには「ブランド:JASTEK」と記載されています。

箱背面にはスペックが記載されていますが、重要なものだけピックアップすると

  1. 電源は単4電池2本(付属していません)
  2. 測定範囲は0.1-10.0 mmol/L (5-500ppm)
  3. 重さ45.3g
  4. 息を吹きかける時間は5秒間

これくらいですね。
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 中身はこんな感じで、本体、マウスピース10個、英文の取説、翻訳が危うい日本語簡易取説、あと写真に載ってないけど、本体を収納(以下に写真あり)する袋が入っていました。


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 無いよりはよっぽとありがたい日本語簡易マニュアル。

まぁ、なんとなく理解できます。


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英語取説。全部読んでないけど英文はしっかりしています。

一応使い方を説明すると

  1. 電源ボタンを2秒間長押しする
  2. ディスプレイに20秒間のカウントダウンが始まるので終わるまで待つ
  3. カウントダウンが終わったら、息を吹きかける
  4. 息を吹きかけて数秒後から”ピー”とい電子音が鳴るので、音が止まるまで生きを吐き続ける(これが5秒かな)
  5. 電子音が止まると、数秒後に数値が表示される
  6. 電源長押しでoffするか、そのままでも自動でoffする

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 これがカウントダウン中の表示。のこり2秒


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 これが測定してもいいよって表示。すぐに息を吹きかけよう。


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 透明の部分がマウスピース。10個付属している。


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 電池は付属していないので、あらかじめ単4電池2本を用意しておいてください。

アマゾンベーシックの電池は安くて助かる。災害にそなえてうちでは単3、単4電池をローテーションストックしてます。

 


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 本体の背面の表示。箱や取説をなくしてもスペックはわかる。でもここにはモデル名とメーカー名書いておくのが常識でしょ。


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 これが付属のきんちゃく袋。質は良いほうだと思います。


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 表面は合皮っぽい仕上がりで手触りは合皮のソファーと同じ。やわらかいです。


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 本体を入れるとこんな感じ。持ち運びできる袋を付属してくれているのはありがたいですね。

 

さてこのケトンメーター、ノーブランド中華商品ということでどれくらい信用できるかは疑問ですが、使ってみた感想としては、糖質の摂取量に応じて数値が上下するのは間違いないです。

ダイエット開始2週間で記録した最高値は2.6mmol/Lでしたがその翌日、昼に焼き肉、夜にチルドピザ半分と冷凍食品の豚玉を食べたら、その翌日は1.0mmol/Lに下がりました。その後はケトン食を戻りましたまだその余波なのか、翌々日の朝は1.4mol/Lです。

 

繰り返しになって恐縮ですが、医療器具の認定はないのであくまでも自己責任の参考値としてこのケトンメーターを使用しています。

一方、ダイエットって目に見えて体重が減ってこないとモチベーションをキープするのが難しいじゃないですか。いつも失敗するのは「今日はチートデイ」っていう甘え

実際チートデイをするとどう変化するのかがこのケトンメーターを使うことでわかるようになったのは大きい。

 

ダイエット中は毎日の体重測定で一喜一憂してほんと疲れますよね。減った日はいいけど、昨日と変わらないだけでも「なんだよ」って思い、増えていると「なぜだ!!」ってなりますよね。しかも体重減っているのに体脂肪率上がってるじゃんとか訳わかんないですよ。

 

でも、とりあえずこのケトンメーターで数値をキープしているか、上がっているかで自分のケトーシス状態を何となくわかるのでとても便利。

 

 

【エンジニアの個人採点】

価格     :★★★☆☆

機能     :★★★☆☆

買ってよかった:★★★★☆

おすすめ度  :★★☆☆☆

なくしたら再購入する?:YES!

※ケトジェニックダイエットやってる人には★4つのおすすめ度!!

 

ELEGOO MARS 光造形式3Dプリンター 開封直後の注意点!

電源入れて少し動かしたら異音がでてびっくりした件を解説します。

 ELEGOO MARS 光造形式3Dプリンタの話です。2020年5月にAMAZONで購入したのですが、いきなり異音と強い振動がでて初期不良品だと思ったのですが、返品することなく今は快調に印刷してくれています。

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 いろいろ記事を書く前に言っておきます。

 3万円以下で購入できる光造形式3Dプリンタの実力は想像を超えていました。

 

メーカサイト

www.elegoo.com

いきなりトラブル

 これからレビュー的な記事を書くのですが、まずはじめにトラブルとその解決方法から紹介します。もし、私と同じように開封直後のマニュアル操作や印刷中に強いビィィィィィッ!という異音と振動を感じたら、すぐに印刷を中止したほうが良いです。

 私はその状態から以下の方法で不具合を直せたので、参考として紹介します。

 

私の解決方法

 Z軸のスクリュージャッキ(ねじの溝)に塗布されている固い油脂をパーツクリーナーとブラシできれいに取り除き、高性能グリースを塗布しなおす。

 マニュアル操作でプラットフォームを上下に動かし、スクリュージャッキに固い油脂が残らないように掃除するのがポイントです。

 なので、最初に掃除できる範囲をパーツクリーナーできれいにしたらグリスを塗り、プラットフォームを移動して、でできた未掃除部分もきれいに清掃、グリースを塗布して完了です。

 グリースはシリコングリスではなく、タミヤのセラグリスが良いと思います。スクリュージャッキなので、極圧性能の高いグリスがよいと思います。

 これだけで、きちんと異音もなく印刷できるようになりました。

原因と詳細

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固い油脂

 Z軸のねじ溝に見える黒くつやつやした油脂が固すぎるのが原因です。油脂の抵抗でモータが空転し、異音と振動がでるばかりか、プラットフォームが動かなくなるので、印刷もできません。

 

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 周辺を汚さないように注意しながら、パーツクリーナーとブラシで少しずつ固い油脂を除去しました。

 

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タミヤセラグリス

 私のブログはサバゲエアソフトガン系なので、セラグリスを持っているかたも多いかもしれません。ボロンナノロイド微粒子配合と書かれているので、低速ギア系でも高い潤滑性能と摩擦抵抗を下げる効果があると思います。(思うだけです)

 モリブデングリースでもよいと思いますが、あっちは黒色なのでグリスの汚れがわかりにくいのが難点です。

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セラグリス塗布直後

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約30時間稼働後のセラグリス

 写真は印刷回数が約10回、総稼働時間が30時間くらいたった時のセラグリスの状況です。

 真っ黒です!(笑い)

 推測ですが、セラグリスが酸化して黒くなったのではなく、スクリュージャッキかプラットフォーム側のメスねじの仕上げが良くなく、金属粉が出ているのかもしれませんね。あくまでも推測ですが。

 もしそうだとすると、昔の車でいうならし運転で金属と金属の当たりが出始めているのかもしれません。とりあえず、前回同様パーツクリーナーできれいに掃除したあと、セラグリスを再塗布しておきました。これについてはしばらく様子をみたいと思います。

 ただし、印刷はいたって快調なので3Dプリンタがある生活を楽しんでいます。

 

印刷物

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ハイキャパゴールドマッチ

 最初に印刷したのは東京マルイのマイクロプロサイトをゴールドマッチに装着するためのマウントです。

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ナイトウォーリア用バレルブッシングコンペンセータ

 お次はガバ系のバレルブッシングを利用したコンペンセータ。実銃ではこのようなカスタムパーツがあるみたいです。ネットでみてまねしてみました。

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ガバ系マガジンキャッチエクステンション

 私の手はゴルフ用グローブで26cmとかなり大きいのですが、ナイトウォーリアのマガジンキャッチは握りなおさないと押せません。ハイキャパは握りなおさなくても押せます。なので、エクステンションを作ってみました。

 純正ボタンにかぶせるだけで、両面テープで貼り付けていますが、ホビー用途ならこれでも十分な強度です。

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XDM用アウターバレル(14mm逆ねじ付き)

 ロングインナーバレルを隠すためにサイレンサをつけたくなったので、我が家にあるハンドガンで一番リコイルが強いXDMでアウターバレルのテストをしてみました。

 もう出オチ状態ですが、装着できたものの、強度不足で割れました。光造形式も結局は積層で形状を作っていくので、積層方向の強度は少々弱めなのかもしれません。

 また、二次硬化の方法しだいで靭性(ねばり)が変わるような記事をみたので、もう少しチャレンジしたいのですが、1回の印刷に7時間以上かかるのが難点ですね。

 それにしても2枚目の写真がかっこよすぎる!!(自画自賛ですみません)

 

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マルゼンCA870用フロントサイト

 CA870に集光アクリルつきのフロントサイトを作りました。まだ集光アクリルが手に入っていませんけど。

 ELEGOO MARSに限ったことか、それとも光造形式全般に言えるかはわかりませんが、綺麗な円形を印刷するのは難しいです。わかりにくいかもしれませんが、3枚目の写真をよく見ると右半分と左半分で形状がことなっています。モデルは当然左右対称なので、印刷時にモデルを傾ける方向が影響しているようです。

 ただし、強度はばっちり、両面テープを使わなくてもしっかりはめ込みだけで固定できます。

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えせスイッチバック

 THRUNITE TN12(2016)用スイッチバックの試作1号です。

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 そしてこれが試作2号

 試作1号機はスイッチをうまくおすことができませんでした。

 試作2号機はスイッチ操作できるようになったのですが、形をもうちょっよタクティカルな感じ?にしたのでもう少し改良しようかと思っています。

 本物はリンクを見てください。

www.akaricenter.com

 

 

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開封の儀!

 次の記事では、ELEGOO MARSの使用感や、モデリング、スライスソフトの話をしたいと思います。

 

【3機種で比較テスト】ガスブロマガジンカスタムの効果

ブラックバルブガスルートシールパッキンエアロの効果を3機種で確認してみた

 

 今回はカスタムパーツの効果を検証する記事です。全部読む時間がない方のために条件と結果だけ先に発表します。

使用パーツ

  1. タニオコバ ブラックバルブ(ハイキャパ用とグロック用)
  2. イラクス ガスルートシールパッキンエアロ(ハイキャパ・P226用)

【メーカ製品ページリンク

http://www.taniokoba.co.jp/service.html

https://www.laylax.com/products/detail.php?product_id=4442

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使用パーツ

 

 

 

 

 テストエアガン

  1. シグ ザウエル  P226 E2(東京マルイ
  2. ナイトウォーリア(東京マルイ
  3. ハイキャパ5.1ゴールドマッチ(東京マルイ

 3機種とも新品ではなく、普段からお座敷やサバゲーで使用しており、バレル交換などもしています。テスト開始前の初期状態(完全純正とは限らない)などは結果表にも記載してあります。

消耗品他

  1. BB弾:BATON AKRIBIS BIO BBs 0.25g
  2. ガス:ライラクスハイバレットガス
  3. 弾速計:よく見かけるやつ
  4. 温度計:ANDの安いやつ

 

結果

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結果表

テスト1 シグ ザウエル P226 E2

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バルブ比較

 左がSIG純正、右がタニオコバブラックバルブグロック系です。いろいろ思うことはありますが確認の方法がないので、ブラックバルブはこういうものなのだとスルーすることにします。

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P226にも使えます

 パッケージにはP226の記載はないのですが、裏面のバーコードにM92F/P226共用と記載されています。

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ガスルートシールパッキンエアロとの比較

 ハイキャパの場合、パッキンをライラクス製ガスルートシールパッキンエアロに交換しただけで2.69%の初速アップをしていますからね。どうなんでしょう。

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パッキンが入るマガジン側

マガジン側の形状です。バルブは抜いてあります。

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パーツを組み込んだ状態

 ブラックバルブとガスルートシールパッキンエアロをSIG P226のマガジンに組み込んだ状態です。マガジンをスライドが閉まった状態の銃本体に挿入すると、以前よりマガジンキャッチが掛かりにくくなりました。ガスルートシールパッキンエアロのマガジンからの飛び出し部分(写真の紫色の部分)が純正より多いので、閉まりにくくなってしまいます。

初期状態の初速チェック

 SIG P226 E2の初期状態ですが、ライラクスのパワーバレルを組んでいます。そのほかは純正のままです。

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初期状態の初速
カスタム後の初速チェック

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カスタム後の初速
SIG SAUER P226 E2の結果

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SIG SAUER P226 E2

 結果はカスタム前にくらべ3.14m/s、約4.61%の初速アップを果たしました。また体感できるほどリコイルが鋭く、強くなりました。

  カスタム前のSIGは個体差なのかもしれませんが、他の手持ちのマルイガスブロにくらべて初速が低いように感じていました。また、ブローバックスピードや反動もイマイチでした。

 バレル、バルブ、シールパッキンを交換して0.25gのBB弾で70m/s台の初速がでるようになっただけでなく、ブローバックも少し早くなったように感じます。

 この初速なら、サバゲーでもヒットをとれるかもしれません。

 ※弾速が遅いとBB弾が飛んできたのに気づいてからでも避けられるので。余談ですが白いBB弾は目立つので、射手は弾道の調整をしやすい反面、相手にも避けられやすいです。

 

 参考までに0.2g(東京マルイベアリングバイオ)の場合は

  1. 76.27m/s
  2. 76.00m/s
  3. 75.88m/s

 平均初速76.05m/sでした。

スト2 ナイトウォーリア

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マガジンリップ分解

 マガジンのリップ(給弾口があるパーツ)を外すためにマガジンシャフト(写真の2本のピン)をピンポンチなどを当てて叩きぬきます。マガジンシャフトは軽い力で抜けますが、写真にあるとおり、マガジンシャフトの片側のみ抜け防止のローレット加工があります。(SIGはスプラインでした)

 マガジンシャフトを抜く際、SGI、ガバ、ハイキャパともバルブ側から見て左側からポンチを当てて、右側へ抜きました。今回の3機種ともローレットは右側にあったのですが、念のため、少しだけ叩いて出てきたシャフトの先端にローレットやスプラインがあるのを確認してから全部抜いたほうが良いかもしれません。

 組み立てる場合はシャフトをよく確認して、抜け止め加工が無いほうの先端から、リップに挿入してください。(今回の場合は右側から挿しました)

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ハイキャパ系のブラックバルブ

 左はナイトウォーリアの純正バルブ、右はタニオコバブラックバルブのハイキャパ系用です。 純正バルブを外そうとバルブレンチでバルブを回しているときに強めの抵抗を感じました。写真の通りOリングが痛んでいるのがわかりますが、メーカ組み立ての段階でOリングを噛み込んでいたのではないでしょうか。

 そういえば一時期マルイ製品のマガジンガス漏れってありましたよね。このナイトウォーリアは秋葉原のある有名ショップの店頭で購入しました。その際、ショップ店員さんが、マガジンにガスを注入して音で漏れていないことを確認させてくれました。これまでガス抜けもなかったので、単純に外すときに痛んでしまったのかもしれません。

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M1911A1共用です

 パッケージにはガバ系と思われる記号が書かれているのですが、裏面のバーコードにはっきりとM1911A1共用と記載されています。NW=Night Warriorだと思いますけどね。

初期状態の初速チェック

 ナイトウォーリアの初期状態はすべて純正部品です。

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初期状態の初速チェック

 ガバ系のマガジンは冷却に弱く、比較的重いスライドを動かすので夏以外は常にもっさりしています。純正でもインナーバレルが長めなので、初速自体はパワーバレルを組んでいるSIG P226の初期状態とほぼ同じですね。

カスタム後の初速チェック(その1)

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トラブル発生です

 ここでスライドの閉鎖不良が発生。ブローバックも鈍く、スライドが戻り切りません。写真中央は閉鎖不良のまま2発目を発射。写真上と下は閉鎖不良のスライドを指で押し、正しい位置にしてから発射した結果です。実は初弾装填時にスライドが戻りきらないことを確認していました。

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上:閉鎖不良 下:正しいスライドの位置

 原因はガスルートシールパッキンエアロがスライド内部の部品と強くこすれるようになったため、リコイルスプリングの力が足りず完全に閉まらない状態でスライドが止まってしまいます。

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パッキンリップの出代

 上はガスルートシールパッキンエアロをリップに組み込んだ状態で、下は純正パッキンです。紫色のゴムパーツがだいぶ飛び出ているのがわかるかと思います。強化リコイルスプリングに交換すれば閉鎖不良は発生しないかもしれませんが、手持ちが無いので、今回はバルブのみブラックバルブに交換し、パッキンは純正に戻すことにしました。

カスタム後の初速チェック(その2) 

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カスタム後(バルブのみ交換)の初速
ナイトウォーリアの結果

 結果はカスタム前にくらべ2.03m/s、約2.94%の初速アップを果たしました。体感的には若干スライドの動きが良くなったような気がするのですが、期待したほどの改善ではありませんでした。ただし、初速がアップしているということはブローバックさせる力も強くなっているはずなので、リコイルスプリングを交換すれば、もっとシャープにスライドが戻るかもしれません。

テスト3 ハイキャパ5.1ゴールドマッチ

 ナイトウォーリアのスライド閉鎖不良により、ガスルートシールパッキンエアロが一つ余ったので、昨年ブラックバルブを組んだハイキャパ5.1ゴールドマッチにガスルートシールパッキンエアロを組むことにしました。

初期状態の初速チェック

 ハイキャパ5.1ゴールドマッチの初期状態ですが、イラクスのパワーバレルとタニオコバのブラックバルブを組んでいます。そのほかは純正のままです。

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初期状態の初速

 この段階ですでになかなかのパワーがありますし、スライドもキレッキレです。ゴールドマッチのブローバックはスライドスピードが速く、リコイルは軽めです。サバゲーでは連射が利くし、装弾数も多くマガジンにもたっぷりガスが入るので使いやすいです。復活無限の攻防戦などでヒット覚悟で突っ込んでいくときは、長物の電動ガンよりゴールドマッチのほうが戦いやすいです。

カスタム後の初速

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カスタム後の初速
ハイキャパ5.1ゴールドマッチの結果

 結果はカスタム前にくらべ2.02m/s、約2.69%の初速アップを果たしました。体感的には大きな差を感じません。しかし、パッキンを交換するだけで2.69%も初速がアップするなんですごいですね。

 では総評です

総評

 この結果をどう思うかは人それぞれですが、数%の初速アップ効果がありそうです。ただし、ガスブロはマガジン温度やBB弾の精度によって初速のばらつきが大きいので、2~3%は誤差の範囲かもしれません。

 結果が思うほど良くならなかったとしても、法定範囲内であればカスタムそのものを楽しむだけでも、趣味としては楽しい時間を過ごせると私は思います。

 

【レビュー】コルトパイソン.357マグナム 6インチ(ガス)

対象年齢18才以上のガスガン/クラウン・コルトパイソンって結構いいぞ!

 

 ガスガンを買うのは久しぶりだ。2016年のクリスマスにハイキャパゴールドマッチを買って以来なので3年ぶりになる。

 今回購入したのは株式会社クランモデルが販売する、台湾製のコルトパイソン.357マグナム 6インチモデルのガスハンドガンだ。

 ガスガンのコルトパイソンが欲しくなったら選択肢はタナカワークスの高級品か、クラウンのお手頃品のどっちか。東京マルイはもう製造してないし、楽天やアマゾンでは見つけられなかった。

 どうしてクラウンのパイソンを買ったかは記事の最後に書くので、興味がある方は読んでほしい。

 

クラウンモデルのメーカwebsite

http://www.crown-model.co.jp/gusgun.html

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【クラウンモデル】パイソン 6インチ (18才以上ガスリボルバー)
価格:6620円(税込、送料別) (2020/5/4時点)

楽天で購入

 

 

 

 フォトレビュー

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外箱

 他のホビー商品なら当たり前かもしれませんが、東京マルイ信者の私には中身が見える外箱って斬新な感じがします。

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銃左側と薬莢

 銃本体はABS樹脂、薬莢は真鍮製と外箱に記載されています。

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宣伝?

 木グリのエアガン買うと、やっぱりそのクオリティが気になりますよね。ところで60~70mの最大飛距離って追い風参考記録でしょうか?

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銃右側

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銃左前方

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銃右前方

 ぱっと見ではなかなかの仕上がりに見えます。もちろんオール樹脂で木グリもプラスチックですが、「なんじゃこりゃ?」って感じではありません。価格の割に頑張っていると思います。

  •  重量は軽いです。グリップ部分が重くてバレル側は軽く感じます。
  •  ABS樹脂製なので、シリンダーをスイングアウトしたときや、ダブルアクション時の各部の動きとその剛性感は値段なりでしょうか。タナカ製M442のような満足感は感じられないかもしれません。
  •  ダブルアクション・シングルアクションともトリガープルは重めです。

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シリンダー後部

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シリンダーと空薬莢

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シリンダーとBB弾入り薬莢

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シリンダ前方(薬莢なし)

 リアルカートリッジを一発一発込めるのは楽しいですが、弾は6発しか撃てないので、リロード時はカートリッジを抜かずそのままBB弾を挿入しています。

 ご存じかもしれませんが、対抗馬のタナカワークスはペガサスシステムと言う画期的なガスとBB弾の装填方法なので、リアルカートリッジではありません。

 この点がパイソンを購入する際の大きな比較ポイントになりますね。

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コック状態

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ハーフコック状態

 指でハンマーをコックするぶんには重いとか軽いとかなく、極々ふつうな感じです。ちなみにガスが入っていない状態ではハーフコックにならないですね。

 また、ハーフコック状態に戻すことは可能ですが、写真の状態からハンマーを前方に押すとガスを放出するので、これをデコッキングだと思っていると大変危険です。コックしたけど、弾を撃ちたくない場合はシリンダーをスイングアウトして、マズルを安全な方向にむけ、トリガーを引いてしまいましょう。

 マニュアルには使用後のガス抜きの方法としてこの様な動作が書かれています。ちゃんとマニュアルを読みましょう。

 ハンマーとトリガーは金属製のようです。マグネットはつかないのでアルミダイキャストかもしれません。エジェクターロッドはマグネットがつくので鉄製と思われます。欲を言えばラッチもよく触る部分なので金属製がよかったと思います。

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グリップ底部

 ガスタンクの容量は少なそうです。3秒ほどで吹き返します。

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バレル左側

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バレル右側

 バレル両側の刻印はエッジが立ってとても綺麗なものです。バレル右側にはクラウンの刻印が入っています。ここはコルトにしてほしかったな。メーカ名とASGKの刻印は目立たないグリップ底部などに小さく表示すればよかったのではないかと思います。

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バレル上部

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バレル下部

 この個体の残念ポイントはこのバレル下部のパーティングラインです。仕上げが荒いです。

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ヨーク下部

 ヨークのフレーム側の仕上げもいまいちです。主要パーツがABS樹脂製のわりには結構よい仕上げなので、下側のこの2か所についてはもったいないですね。

 

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マズル

 マズル先端にはライフリングのモールドがあり、インナーバレルはマズル先端から10mmほど内側まであります。この銃はシリンダー内にも短いバレルがあバレル内のインナーバレルと2分割になっているような構造をしています。

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2分割バレルの密着構造

 前後インナーバレルは可動式です。矢印で示した前後のインナーバレルが発射時に動き、バレル同士が密着することでガス漏れを防いでいます。

すごい。

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バレル長

 今回購入したコルトパイソン.357マグナムは 6インチモデルです。かの有名なスイーパー、冴羽 獠の愛銃はコルトパイソン.357マグナムは 4インチモデル。クラウンでも4、6、8インチとモデルアップしています。

 まあ、日本で「コルトパイソン.357マグナム」=「シティーハンター冴羽 」といっても過言ではないでしょう。

 ちなみにアウターバレル長は実測で154mmでした。

 前方インナーバレルはアウターバレルのー10mmなので、144mm程度

 シリンダー内の後方インナーバレルは実測で34mm程度

 ということで、インナーバレルとしては178mm程度と思われます。

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ハンマーとサイト

 アサイトは上下・左右の調整が可能です。箱出し状態で5m先の的に撃つと40mmほど下側に弾着しました。フロントサイトの赤いパーツはサイティングしやすくて好きです。

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メダリオンと馬の刻印

 コルト風の刻印とメダリオンです。刻印の雰囲気はよいと思いますが、メダリオンの色はいまいちです。金属パーツ希望。

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薬莢

 リアルカートリッジというか、ライブカートリッジというか微妙ですが、真鍮製なので作りはよいです。ウィキペディアによると.357マグナム弾の薬莢長は33mmなので短いです。また首径やリム径も若干ことなるようですが、トイガンとしての発射性能にかかわる重要な部分なので、不満はありません。 

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S&W M442との大きさ比較

 所有するほかのリボルバーはタナカワークスのM442センチニアルだけなので、一応サイズの比較写真を載せておきます。

 M442はHW樹脂で金属パーツも多いので、小さい割には重量感があります。

  クラウンコルトパイソン.357マグナム 6インチ = 580g

  タナカワークスS&W M442センチニアル = 450g

 

実射テスト

弾速

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弾速(0.25g)

 箱出し状態でこの弾速ですからなかなかの良いのではないでしょうか。最大飛距離60~70m飛ばすにはやはり追い風が必要そうです。

 

ターゲットシューティング

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コルトパイソン.357マグナム6インチ(5m)

 条件は以下の通りです。

  •  室内 5m 24℃
  •  BB弾 激安バイオBB弾 BATON AKRIBIS BIO BBs 0.25g
  •  ガス ライラクス HIGH BULLET GAS
  •  ガス注入口温度 25℃

 

 直前に6発練習したあと全弾シングルアクション、委託して射撃した結果です。

 右上に飛んだ1発は私のミスですね。トリガープルが重めの割にはよい集弾なのではないでしょうか。狙点は中央10点圏の十字です。

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M442センチニアル(5m)

 比較としてタナカワークスのM442センチニアルも同条件で撃ってみました。ガスタンクの温度は25℃で狙点は7点と6点の間に書いた×マーク、練習なしです。

 下側3発は1~3発目の弾着です。M442はダブルアクションオンリーなので引き切りが難しく、狙点は変えずに引き切りでぶれないように注意した結果、M442のインナーバレルって40mmしかないのに後半3発はすごいグルーピングになりました。

 

 飛距離については現在外出自粛中なので、後日確認したいと思います。

 

総評

 パイソンに限らず、リボルバーの購入を検討する場合の重要なファクタとして

  • 価格
  • 実射性能
  • 仕上がりのリアルさ
  • リアル(ライブ)カートリッジかどうか
  • メーカ

 などで比較すると思います。

 今回コルトパイソン.357マグナムのガスガンとの縛りだったので、タナカワークスかクラウンモデルの2択となりました。

 

クラウンの商品ページ

http://www.crown-model.co.jp/gusgun.html

タナカワークスの商品ページ

www.tanaka-works.com

 

 そしてクラウンを選んだ理由は

  1. タナカはM442を持っている
  2. クラウンは安い

 が主な理由です。タナカとクラウンの大きな違いは価格と弾丸のは発射方式です。価格についてはタナカのほうが金属やHW樹脂を多用しており、仕上げも丁寧なのでその価格差は理解できる範囲です。またタナカのペガサスシステムはリボルバーでありながら装弾数がM442の場合でも10発、パイソンの場合は12発となるなどトイガンとして魅力があります。

 一方クラウンはライブカートリッジ方式なので装弾数は6発と実銃同様となりますが、弾を込める動作はやはりトイガンとして別の魅力があります。価格は楽天市場で検索すると送料込みでもタナカのパイソンの1/3くらいで買えます。

 

 なので言葉でいうと、「M442を持ってるから、ライブカートリッジのクラウンを買ってみた。だって安いし。」となります。

 また、「タナカを買うならS&W M629 PC Target Hunter ver.3(ガスガン)が欲しい」という全く違う次元の理由により決定しました。これ↓

www.tanaka-works.com

 

 クランモデルのコルトパイソン.357マグナム 6インチモデルについては、手ごろな価格でリボルバーガスガンが欲しい方にはおすすめです。

 リアル感を心配されている方は、このブログにアップした写真が手助けになることができるとうれしいかな。

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【クラウンモデル】パイソン 6インチ (18才以上ガスリボルバー)
価格:6620円(税込、送料別) (2020/5/4時点)

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【簡単】これであなたのゴーグルはもう曇らない!

お気に入りのゴーグルに電動ファンをつける!

 

 とにかくできるだけ簡単に電動ファンをお気に入りゴーグルに取り付ける方法!

 

 電動ファンが最初からついていマルイのプロゴーグルはとても便利ですが高価。

 ファン無しのゴーグルはどうしても曇って困っている方は、自分で電動ファンをつけちゃいましょう。

 部品さえ揃えば、小一時間でつくれてしまいますよ。

 

 

部品と工具

 

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  1. ゴーグル(トラスコ中山の安価なゴーグル)
  2. 5V 25mm角DCファン(秋月電子通商八潮店で購入)
  3. スイッチ付電池ボックス単4x2本(秋月電子通商八潮店で購入)
  4. ベルトクリップ(家にあったコンベックスから拝借)
  5. 熱収縮チューブΦ3mm
  6. 両面テープ
  7. ハンダごて

 ゴーグルは何でもよいのですが、ファンを取り付ける部分が柔らかいプラスティックやゴムでできているものだと加工しやすいです

 デザインナイフ、カッター、ハサミなどで簡単に切れない硬さのプラスチップの場合、加工が面倒になります。

 今回使用したトラスコ中山のゴーグルは軟質ビニールと書いてあり、デザインナイフで簡単に切ることができまうす。

 DCファンや電池ボックスは秋月電子通商の八潮店で購入しました。店内は明るく大変キレイの整理整頓された状態で商品が陳列されており、私のような素人でも気兼ねなく買い物できる雰囲気でした。なお、実店舗に行かなくても同店の通販サイトで必要なものは購入できます。

akizukidenshi.com

 

秋月電子通商 八潮店のマップ

http://akizukidenshi.com/pdf/contents/yashio/yashio_map.pdf

 

準備


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 まずはじめにファンをどのあたりに付けるか確認します。

 今回はゴーグルの内側からビス2か所でファンを固定するので、ビス穴の周辺も干渉物がないかチェックします。
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 今回はマルイプロゴーグルと同じ、眉間の位置に25mm角ファンを1つ取り付けます。 

 

ゴーグルの加工とファンの取り付け

 

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  直径24mmくらいの円を下書きして、デザインナイフでテキトーにカットしました。

 今回は写真の通り対角線上で2箇所にM3なべビスでファンを固定しました。ビスはタッピングビスでなくとも固定できました。

 通気口なる穴は多少歪んでいても、キレイに切れてなくてもよいし、固定することを考えると、楕円形に切ってもよかったくらいです。

 こだわりたい人はいったん写真の段階まで作ったあと、通気口を徐々に広げればよいのではないでしょうか。私はこのままでも十分です。
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 注意点としては、穴が大きくなり過ぎると、ビス止めすることができなくなります。

 ファンの穴をあけるまえに、写真のように固定用の穴に細いドリルと通してネジ穴を先にあけておくとよいでしょう。

 これならファンの穴をあけるとき、ねじ穴の位置を見ながら切りすぎないように調整できます。

電池ボックスの加工


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 電池ボックスをゴーグルのゴムバンドにクリップで取り付けたいので、電池ボックスのフタにコンベックスから奪い取ったベルトクリップを取り付けます。

 ナットが電池と干渉しないか、両面テープでフタにナットを仮付けし状態でフタを閉め確認ます。


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 引っ掛かることなくフタを閉められたので、ビスを通す穴をあけます。写真のようなハンドドリル(ピンバイス)があると小さな下穴をあけるのが簡単です。

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 下穴があいたので、ドリルビットを使って3.2mmの穴をあけます。

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 差し替え式のドライバーハンドルならいろいろ使えて便利なのでおすすめです。


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 私のお気に入りハンドルたち。

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 手持ちの皿ビスを使ったのですが、首下が少し長いようでこれではふたが閉まりません。


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 車いじりをするかたなら電工ペンチをお持ちでは?私が持っているエーモンの電工ペンチなら写真のようにビスをカットする専用の機能がついています。

 任意の位置までねじを締めこんだあと、ペンチの柄を握ってニッパーのように切断することが簡単にできてしまいます。

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 ネジがゆるまないよういに念のためねじロック剤をつけておきます。

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これで電池ボックスの加工は終了です。

 

配線とはんだ付け

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 今回の場合、DCファンにも電池ボックスにもリード線が初めから付いていたので、その線を適当な長さに切断してそのまま使用します。

 リード線同士を直接接続する場合は差込端子を使うほうが確実なのですが、線の細さに対し、差し込み端子が大きすぎるし邪魔なので、リード線同士をよってからはんだで補強します。

 ショートしないように、熱収縮チューブで絶縁します。


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 もう片方もはんだ付け。こちら側の熱収縮チューブは長めになっており、先ほど絶縁した黒い線側もろとも熱収縮チューブの中に通して加熱します。


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 眺めの熱収縮チューブでゴーグル部分の線を目隠し&保護。電線を両面テープで固定すれば完成です。

完成


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 DCファンには0.05Aって書いてありました。 

 1A=1,000mAなので、0.05Aは50mAとなります。

 50mAを1時間流したとき、50mAh(ミリアンペアアワー)となります。

 単4エネループを2本直列につないで3Vの電圧を出す電池ボックスなので、電池が2本あっても、使える容量はエネループ1本あたりと同じになり、カタログスペックで

750mAhとなります。

 古いし満充電できているかもわからないのですが、750mAh÷50mAh=15hとなり、スペック通りなら15時間使えるようです。

 サバゲーしながらこまめにスイッチを入り切りするとは思えないので、予備電池を持っていたほうが安心ですね。

 それか、単3電池ボックスに交換するかも。。。

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一応買ってある。

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写真でわかる!P90のFET化の方法【後編】

S&T P90にACETECH MosFET Plusを取り付ける【後編】

  S&T P90のFET化後編です。

 前編に引き続きACETECH MosFET Plusへコードを取り付けメカボへのセットを行います。

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S&T P90

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Ver. 6メカボックス

 

 

MosFETへ信号線とモータ側コードを取り付け


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 エーモンダブルコードを適当な長さに切断してその片側をACETECH MosFET PlusのD1とD2と書かれてる端子(穴)にセットしハンダ付けします。

 ドライ接点なのでプラスマイナスは関係ないのですが、ダブルコードの白線が入っている方をD2側へセットしました。


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 私は芯線が露出している範囲を写真のような感じになるよう、長めに被覆をむいています。こうしないと、基盤の両面にハンダ付けできないので。しかし、繰り返すようですが、無いが正解かはわかりません。


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 裏側のハンダ付けの様子。

 残念ながらヘタですね。飛び出ている芯線は後でニッパで切り落としました。


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 基盤のM+とMマイナスにEGエレメントコードNEOをハンダ付けします。

 このタイミングで付属の透明熱収縮チューブをセットします。

 

メカボックスへの取り付け

 

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 いきなり完成状態ですがあとは簡単です。

 全体的な位置決めをしたあと、信号線(ダブルコード)を写真のようにスイッチへハンダ付けします。その後、電源コードをモータへ取り付けるのですが、私は丸型圧着端子を使ってビス止めしています。

 このときコードのプラスとマイナスを間違えると逆転防止ラッチに阻まれヒューズがいきなり飛ぶはめになるので、できればテスタなどをつかてチェック、ダブルチェクくらいすると良いと思います。

 

組み立て


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FET化したメカボックスをP90本体にセットすると、こんな感じにMosFETが収まります。


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 メカボックスを固定する後部カバーを取り付けると、写真のようにMosFETは見えなくなります。これもP90の良いところの一つで、メカボとボディの間に結構なゆとりがあるんですよね。例えばG36Cカスタムの場合は、バッテリーを小型化して空いたバッテリー収納スペースにFETをねじ込む必要がありました。そう考えるとP90はFET化しやすい機種といえます。

 

試射


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 11.1Vリポバッテリーで試射してみます。

 このP90はSHS製13:1ハイスピードギアと東京マルイ製EG1000モータをすでに組み込んでいます。

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 11.1V 1200mAhのリポバッテリーをセットするとこんな感じです。

 線の取り回しは写真の見た目よりだいぶ余裕があります。


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 FET化する前は29.3発/秒だったので微増していますが、それがFETの効果かどうかはわかりません。

 

まとめ

 FET化することでサイクルがあがる可能性はあると思いますが、劇的な変化ではないので、それだけを目的にカスタムするとコスパ悪いかもしれません。あくまでも物理的、機械的な電源の入り切りを電子回路化することで、スイッチ(トリガー)の寿命を延ばしたり、モータのトラブルを回避する予防的カスタムだと思います。

 

 

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写真でわかる!P90のFET化の方法【前編】

S&T P90にACETECH MosFET Plusを取り付ける【前編】

 私が現在所持している長もの電動ガン

 ということで、早速ACETECH MosFETを取り付けてます。

 

 ちなみにMosFETの詳細について知りたい方はウィキペディアに詳しく説明されていますが、専門的過ぎて正直理解できません。

 期待される効果を簡単に説明すると、【スイッチ焼けによるトラブルを回避できる】と言うと分かりやすいと思います。

 リポバッテリーを使っている、使おうと思っている人は「SBD付けないでセミで連射してるとすぐにスイッチ焼けちゃうよ」って聞いたことあるのではないでしょうか?

 写真なくと申し訳ないのですが、私のG36CカスタムでSBDを付けずにリポバッテリーをつかていたら、トリガーのスイッチ部分が白いすすのようなものが付着し、焦げたよな感じになっていたことがあり、それを見て、SBDを付け、その後にMosFETを取り付けました。

 P90も最初はSBDを付けたのですが、スイッチ周りの構造が特殊で、もし焼けたら面倒だなぁと思い、正月休みを使ってFET化することにしました。

 P90とVer. 6メカボって本当にカスタムやメンテナンスがやりやすい構造をしています。今回のMosFET取り付けもG36Cカスタムより簡単でした。

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S&T P90

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Ver. 6メカボックス


 今回はFET化のついでに、コネクタのT型コネクタ化、ヒューズの小型化を行いますが、FET化に必須の作業ではありません。単に私が持っているバッテリーはすべてT型コネクタなのと、管ヒューズのケースが大きすぎて、ケーブルを収めにくいため小型化するだけです。性能面でアップグレードするかは不明です。

 

パーツ・工具リスト

  1. ACETECH MosFET Plus
  2. エーモン平型端子セット 端子規格:110型
  3. ミニ平型ヒューズ 20A
  4. T型コネクタ
  5. イラクスプロメテウスEGエレメントコードNEO
  6. エーモンダブルコード0.2sq
  7. 電工ペンチ
  8. ハンダこて
  9. ハンダスタンド

アンダーラインのパーツと工具は必要です。5のケーブルはなくても純正ケーブルを流用することも可能ですし、その他はヒューズ交換とTコネ交換に必要なものです。

 エーモンの商品やミニ平型ヒューズはホームセンターのカーコーナーやオートバックスなどの専門店で購入できます。

ACETECH MosFET

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端子とヒューズ


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ダブルケーブル

 

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 そのほかのパーツは手持ちのあまりを使用しますので写真はなし。

 

T型コネクタ〜ヒューズまでの工作


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 T型コネクタのオス端子をスタンドに取り付けます。

 EGエレメントコードには平型端子のメスを取り付けて、加熱前の熱収縮チューブを通してあります。

  T型コネクタの端子とコードにはあらかじめハンダを少量付けておきます。


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 クランプにコードもセットし、熱収縮チューブが入っていることを確認したら、ハンダ付けします。


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 マイナス側には切断していないコードの端をハンダ付けしてプラス、マイナス双方の熱収縮チューブを加熱して仕上げます。

 コネクタのプラスチックカバーは端子を付けたあとでもセットできるので、この写真のときはセットしていませんが、あとからカバーを入れることができないことも多いので、注意してハンダ付けしてください。

 写真を取り忘れましたが、先程T型コネクタのマイナス側にハンダ付けしたコードの反対側にも平型端子のメスを取り付け、ミニ平型ヒューズの爪に差し込みます。

 

MosFETの位置合わせ

 

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 MosFET本体は写真の位置にセットしたいので、作ったコードをあてがいながらコードの全長を決定し切断します。


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 こーどがバラバラにならないよう、また保護用に熱収縮チューブを被せます。

 

MosFETバッテリー側のハンダ付け


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  ACETECH MosFET Plusは基板上に端子名が記載されているのでとても分かりやす。

  V+:バッテリー側のプラス側コードを接続する

  V−:バッテリー側のマイナス側コードを接続する

 私はケーブルをセットしたあと裏面をハンダ付けし、その後表面もハンダ付けします。正解はしりません。(ごめんなさい)

 あと、基盤をワニグチで挟むので、マスキングデープをぐるぐる巻いて壊さないように保護しています。

 

 後半へ続く。。。

 

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